50代のシワ・ほうれい線基礎化粧品の選び方

アラサーと50代の肌悩みNo.1はシミ。

ですが、アラサーにたるみの悩み、シワの悩みはありません。これが50代になると一気に上位に来ます。

つまりシミよりたるみ、シワのほうが年齢影響が大きいということです。

ということは、シミ以上に個人差が出やすいのです。

たるみやシワを完全に消すことは美容皮膚科でも無理です。整形なら可能ですが。

でも、今より見た目をマシに。また悪化速度を遅らせることはできます。

ちゃんとした基礎化粧品を使い、ちゃんとケアしていれば、60代になったときに同世代に差がつきます。今が最後のチャンスです。まだ肌再生力が残っている今が、シワ・ほうれい線対策の最終チャンスです。

50代に限らず注目のシワ・ほうれい線基礎化粧品

50代のシワ・ほうれい線に効く基礎化粧品ってあるの?

シワ・ほうれい線が目立つ原因は、主にコラーゲン繊維の劣化です。

これを解消するための医薬部外品化粧品が2018年に登場。シワ改善効果が認められているコスメがあります。

はっきりとシワに効くと言えるのはこれくらいです。

50代かどうかに限らず、一番最初の候補に上がるのはこの3つです。

1.ポーラ

ポーラが最初のシワ改善効果が認定された化粧品ブランドです。

ニールワンという独自ペプチドによって、コラーゲンを破壊する酵素の活動を抑えるタイプ。

シワを消すのではなく、シワができる原因をストップさせます。

他の二社と違い完全独自成分なので類似品がありません。

そのため価格も一番高いです。

2.資生堂

ポーラの次に登場したのが資生堂。

こちらは純粋レチノールによってシワを薄くします。

レチノールはパルミチン酸レチノールという成分が一般的で、ドラッグストアに売っている800円くらいの小じわコスメにも入っています。

ですが純粋レチノールは酸化しやすく、かつ刺激が出やすい問題があります。だから純粋レチノールはどのメーカーもクレームを恐れて配合しません。

資生堂は容器を工夫区することでレチノールを安定化。

コラーゲンではなく、その上の層の表皮ヒアルロン酸を増やしてシワを膨らませて解消するタイプです。

3.コーセー

二社に出遅れた形のコーセーは、ナイアシンアミドというビタミンBでシワを改善。

ナイアシンアミドは以前からコラーゲン増加作用があるとされていましたが、その効能を化粧品で証明できなかったため、どのブランドもシワ対策としては利用していませんでした。

コーセーは具体的なメカニズムを公表していませんが、真皮層と表皮層の両方でシワ改善作用を発揮するとのこと。

ビタミンなのでリスクがなく、かつ断トツで安いというのが魅力。

50代が期待できるブランド

いろいろあるけど50代が使うならどれがベスト?

ポーラ、資生堂、コーセーの3つなら……

あえて言うなら、

ポーラ = 資生堂 > コーセー

かな?と思います。

ただ、悩みによって適しているブランドは変わります。

1.3社のシワ取りコスメの違いと特徴

シワもほうれい線もコラーゲン繊維、エラスチンの劣化。ヒアルロン酸量の減少が原因です。

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作っているのが線維芽細胞です。これがハリのお母さん細胞です。

ポーラはコラーゲンを破壊する酵素の活動を抑えます。だからコラーゲン減少量にブレーキがかかります。

しかし、線維芽細胞の活動はそのままです。

若い世代ならどんどん作り変えているので、減少量が減ればシワは消えていきます。ですが50代はそもそもコラーゲン生成量が少ないので、破壊酵素が抑えられてもシワが薄くなるかどうかはその人次第なんです。

資生堂の純粋レチノールは、あくまでコラーゲンの層より上の表皮層に効くとしています。表皮のヒアルロン酸を増やす作用です。

レチノールは線維芽細胞を活性化させますが、それはそこまで成分が届いた場合です。資生堂自体がそれを公表していないので、あまり大きなシワ改善までは期待できないのです。

また、50代は表皮のヒアルロン酸を増やす力が弱いので、レチノールの効き具合も人次第です。

コーセーに関してはメカニズムが公表されていません。

ナイアシンアミドの効果は前から分かっていますが、明確なほど効果が出るものではありません。ただ価格が安いので、弱った50代の肌をカバーするために、毎日使えるという点では一番期待できます。

線維芽細胞の衰えを考えると、ポーラと資生堂はどっこどっこい。コーセーは未知ですが使い続ければ……といったところです。

2.おでこのシワにはポーラ

シワが一番太くて深いのがおでこのシワでしょう。

これは美容皮膚科でボトックス注射するのが一般的。筋肉の動きを制限して、同じところで何度も折れ曲がれないようにしてシワを軽減します。

基礎化粧品だったらポーラがベストです。

ポーラのニールワンは、皮膚の折れ曲がり刺激などで活性化するコラーゲン破壊酵素の活動を抑制します。

今まではコラーゲンを増やすことに注目されがちだったシワ対策ですが、原因を抑制するニールワンはおでこのシワにもってこいです。

ただ50代になると30歳より20年間同じ部位が折れ曲がっていたわけです。やはり線維芽細胞の活性化がほしいところ。美容皮膚科に行かないなら複数を使ったほうが期待できるでしょうね。

3.肌が弱い人はコーセー

ポーラのニールワンは刺激性リスクがありませんが、ペプチドなので合わない人も出るかと思います。

資生堂の純粋レチノールは単純にレチノールにやや刺激ありなので、目元や目尻など皮膚が薄い部分だと合わない人は出るでしょう。

一方でコーセーはナイアシンアミドが主体です。

ビタミンBなのでリスクはほぼありません。ナイアシンアミドは肌が弱い人がレチノール代わりに使う例もあるので、50代のトラブル続きの肌にはかなり扱いやすいです。

4.即効性・薄いシワなら資生堂

シワは消すというより、ほんの少しでも薄くなるだけで見た目年齢が大幅に変わります。

だったら資生堂の純粋レチノールが一番です。

表皮のヒアルロン酸を増やす作用なので、いわゆるターンオーバー部分です。

50代はターンオーバー周期が遅くなっていてシワも消えにくいです。

ただコラーゲンの生成サイクルよりは速いので結果も速いです。

5.ほうれい線対策はポーラ+どれか

ほうれい線はシワとは別です。

原因自体はコラーゲン劣化で同じですが、頬の真皮層部分が垂れてきて、ちょうど口元の動きで折れ曲がる部分がほうれい線。

ですので、線ではなくて面のたるみが根本原因です。

全体的なたるみ原因なので、シワよりも効果の実感がかなり低くなります。

太っている人は痩せることで、むくみがちな人は運動することで、脂肪組織の重量軽減でほうれい線が目立たなくなることもあります。

だから基礎化粧品だけで、というより、とりあえず毎日塗っておくくらいのスタンスで臨むのがいいですね。

特に50代のたるみはさすがに半分も元に戻せないので、垂れ方をマシにして歳相応から若く見えるくらいが目標です。

シワより改善が難しいので、予防効果があるポーラをベースに、積極的にケアできる資生堂かマイルドだけど万能のコーセーを併用というのが一つの提案になります。

50代が使うべきではないシワ・ほうれい線基礎化粧品

こんな基礎化粧品は効かない、使うべきではないというコスメはどんなの?

50代を購入対象者とした基礎化粧品は、肌にいいものではなく、メイクアップ効果を勘違いさせたコスメが目立つようになります。

そういったものは使っても意味がなく、まだ自力でシワ・ほうれい線を何とか軽くできる、悪化速度を遅らせられる50代の時期を棒に振ってしまうかもしれません。

1.ピン!とハリが出る→無駄です

新聞広告や折込チラシで見かける、ハリがピン!となるというクリーム。

怪しいビフォアアフター写真がありますが、肌自体は何も変わっていません。

シリコンポリマーによって肌表面に皮膜を作り、それによってたるみを一時的に持ち上げているだけです。

50代の皮脂量ならニキビになることはないでしょうが、肌に合わずに荒れる人もいます。

あと付け心地が重いです。

一度ハリが出たと勘違いすると、毎日どんどん塗ってハリ解消を維持しようとします。

ですが無駄な摩擦刺激が増えて余計にコラーゲン破壊酵素が活性化します。

2.シワが目立たなくなるのはその場限り

シワが目立たなくなるという効能評価試験済み化粧品があります。

ある基準を満たすことで、使い続けることでシワが目立たなくなるというアピールができるようになります。

ですが、この製品にはピンきりがかなりあります。

基本的には角質層を潤いで満たし、膨らませてシワを細くしたり浅くして分からなくするものです。

つまり、いかに潤いを長く維持できるか?という点がポイントです。

しかし、多くはほとんど一時的です。

その一時的でも潤いがキープされることで、バリア機能が高まりターンオーバーが活性化することもあります。

しかしそれは30代くらいの話。

50代の肌ではそんな期待はできません。

シワ3大ブランド以外に注目の基礎化粧品

ポーラ、資生堂、コーセー以外でシワ・ほうれい線に期待できる基礎化粧品はないの?

医薬部外品認定を受けているのはこの3社だけ。

ですが、同一成分を使っていたり、違うアプローチで見た目年齢を引き下げられる製品は他にもあります。

あまりシワを消す、ほうれい線を消す、という言葉にこだわないほうが若見えになれますよ。

目的は今より若く見えたり、老化速度が遅れれば十分じゃないでしょうか?

1.資生堂のはるか前からあった純粋レチノールブランド

シワ改善作用の認定で話題になった資生堂のエリクシール。これは純粋レチノールという非誘導体レチノールを安定的に扱えるようになったことがきっかけ(実際はポーラにより認定基準が変わったと思われる)。

なので、実質的には何も新しい技術や成分ではないのです。

そこに着目すると、純粋レチノールをもっと前から普通に販売し、なおかつリピート購入されている製品があります。

それがb.glen(ビーグレン)です。

アメリカの薬学博士が開発した日本のコスメブランド。博士はリポソームという医薬品の浸透技術で有名な人。そんな人が浸透技術を改良して化粧品に導入して立ち上げたのがb.glenです。

ベースが医療浸透技術でオリジナル改良されているものです。国内ではリポソームはコーセーのコスメデコルテの一部製品、一部成分くらいです。

b.glenは純粋レチノールを始めハイドロキノンもQuSomeという独自浸透技術で配合。

純粋レチノールのように不安定で刺激になりやすく、届けたい部分に届かない成分もお手の物。

資生堂のほうが当然有名ですが、技術内容を考えるとこっちなんですよね。

ちなみに365日返品保証でDMも一切ないという宣伝のしなさ具合。技術重視の実感重視ブランド。かなり自信があるからできることですね。

2.ヒト型セラミドで柔軟化!目立ちにくく

シワもほうれい線も真皮層のコラーゲン劣化が原因ですが、肌の一番表面である角質層の状態にも影響されます。

角質層は目に見えている肌部分です。ココが硬いとシワがパキッと折れやすく、さらに癖が付きやすくて目立ちやすくなります。

角質層が硬いというのは、ターンオーバーが正常に進んでおらず、古い角質が堆積している。もしくはセラミドなど細胞間脂質が少なくて柔軟性がない状態です。

セラミドなどが不足すると水分量が減りバリア機能が落ちます。そのため角質を積み上げてバリア機能を確保しようとするため、セラミドなど細胞間脂質を補うことで肌の柔軟性を高めることができます。

見た目的にも若干ふっくらしたように見えるため、シワやほうれい線の印象も軽くなります。

いわゆる乾燥小じわを目立たなくさせるのもセラミドが一番です。

角質層内の水分量のほとんどはセラミドが確保しています。50代はかなりセラミド量が減ってきているので、それを補うのは乾燥肌対策にもシワ対策にもなります。

バリア機能が高まるので刺激を減らすことになります。些細な刺激カットかもしれませんが、そういった刺激がコラーゲン破壊酵素を活性化させるので、一番簡単なシワ・ほうれい線対策とも言えるんですよ。

シワ改善認定以外の注目ブランド

b.glen レチノA

b.glen レチノAの商品画像
  • 資生堂と同じ純粋レチノール
  • 2種類のレチノール誘導体でさらに期待できる
  • オリジナル浸透技術QuSomeで使いやすく期待できる
  • エリクシールよりしっとりベタつかず軽い

資生堂エリクシールよりはるか前に純粋レチノールを扱っています。実績は抜群。

ただ認定は取っていませんので、これで期待どおりになるという結果も保証もありません。ですが中身としては技術面で遥かに上です。

レチノールはどうしても肌に合う合わないがあります。その点でb.glenはいろいろセットになってトライアルできるようになっています。1,800円ほどです。

本製品を買ったとしても365日返品保証。割引がある定期購入はWEBで自由にストップ・解約・申込みができます。無理に買わせるとかの姿勢はなく、いかにも博士が嘘偽りなく作ったドクターズコスメってところですね。

アスタリフト ジェリーアクアリスタ

アスタリフト ジェリーアクアリスタの製品画像
  • 洗顔後に塗る唯一のセラミド美容液
  • 優秀なヒト型ナノセラミド3種類
  • ビタミンCの6000倍守るアスタキサンチンで刺激対応

セラミドコスメはいろいろ増えましたが、技術面と肌の折り目に強いのがアスタリフトです。

アスタリフトは富士フィルムの化粧品ブランド。フィルムが肌構造と似ており、成分を的確に届けて留める技術に長けています。だから成分を配合できる量はもちろん、必要な場所にピタッと留めて力を引き出します。他のセラミドコスメとはちょっと一線を画しています。

一般的なセラミドコスメと違い油分性が低く、洗顔後の先行美容液として使います。だから足りないセラミドを一番効率よく補えます。

後に別ブランドでも構わないので化粧水をプラス。するとセラミドと相まって刻まれた溝がふっくら。長く綺麗な肌状態を保ってくれます。

シワを消すことにこだわるより、まず肌を守りつつ綺麗な見た目、若見えを作るほうが鏡の前で笑顔になれますよ。

b.glen QuSomeリフト

b.glen QuSomeリフトの商品画像
  • 自然に頬を持ち上げて維持する
  • ベタつかずサラッと仕上がる
  • マッサージの摩擦刺激大幅カット
  • 持ち上げるのに意味がある成分主体

シワやたるみをマッサージで改善しようとする人は多いですが、実際は一時的に持ち上がるだけで解消はされませんよね。

b.glen QuSomeリフトは天然ポリマーで肌をピン!と持ち上げて維持しますが、それだけでなく、独自のQuSome技術によって成分をしっかり届けてくれます。

これだけで解消するわけじゃありませんが、正しい位置に持ち上げて維持し、その間内側でしっかり成分が活躍するのはb.glenならでは。

他の類似製品はその場限りですが、届けたい場所に届けられるQuSomeなら、その日のフェイスラインを作るだけにとどまりません。化粧水代わりに使うと毎日の表情印象がかなり変わりますよ。

他のセラミドコスメに関してはこちらで紹介しています

シワ・たるみを隠しながら基礎ケア可能な製品

セラミド保湿がしっかりできていれば、角質層がふっくらして浅いシワは分かりづらくなります。それだけでも見た目年齢は大幅に下がります。

それ以上のシワとなると、とりあえず隠すにはメイクしかありません。

ですが普通のコンシーラーやファンデーションだと、シワの動きでヨレて余計に目立ってきます。

そこでハリを出すコスメなのですが、多くは本当にハリを維持するだけ。ですが探せばスキンケアができるタイプもあります。こういったものを上手に使いながら、普段はしっかりと基礎化粧品でケアして維持していく、のも一つの手ですね。

リフトマキシマイザー

リフトマキシマイザーの商品画像
  • 珍しいヒト型セラミド配合のリフトアップコスメ
  • ヒト幹細胞
  • 厚塗りメイクより隠せる

ただハリを出すだけのリフトアップコスメは意味がありませんが、こちらはヒト型セラミドベースでスキンケア面がしっかりしています。

内容としてはしっかり目のナチュラルカラーの無色kコンシーラーといったところ。

スティックのりみたいに容器そのままでも使えますが、目元は手に取って温めて柔らかくしてから塗ります。スティックのまま塗る場合も、冬場は手の甲で温めるなど柔らかくしてから塗るように。また押さえつけるとコラーゲン層が傷ついて逆効果になるので注意。

値段としては安くないですが、あれこれメイクコスメを重ねるよりは肌負担が減ってメリットがあります。朝の時短にもなるので、あとちょっと小じわやたるみがマシになったら……と思う人は検討価値あり。

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